昨夜午前2時過ぎ、私の眠る部屋の窓に月が顔を出していた。 寝台に横たわるとそれは正面にあり、妻の為に落ちぶれていく男の物語を読んでいた私は月とにらめっこを始めた。 勝ったのは私。 月は時々黒い雲に覆われ苦笑いをしたからだ。 今、外では風が騒ぎ、…
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