2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

断食考

結局、お粥より柔らかく炊いた白米を選んでしまった今朝。 葱とワカメのお味噌汁、梅干し、そして、少し前にそうめん汁を作った時の"だしがら"を利用して作ったふりかけ(上手くできた錦松梅です)、ご飯は中平、高価でもなんでもないけれど"いっちん"–– 蝶の…

断食は愉し

昨日(27日土曜日)は断食、よく眠り、今朝は6時に目覚め、気持ちのよい朝でした。 もう少し、断食をつづけます。 洗濯を済ませ、Lotus Tea(蓮茶)をいただきながら読書をしていた午前中。 蓮茶はデトックス作用があるので、断食中にはよい効果があるお茶かと思…

夏至を過ぎて

この週末は先週から崩していた身体を整えるべくプチ断食、これ以上痩せるつもりはありません(笑)、ただリセットのため。 それで今宵は我が糠床で漬けた茄子と胡瓜をいただきながらの軽い晩餐。これからもっと味わい深くなりますように。 *** 大抵、気づく…

そこにはただ、人生という劇場がある

スコットランド女王メアリーは、エリザベスに処刑される時こう言った。 「心におとめください。世界の劇場はイギリス王国よりも広いのです」。 これはメアリーの執念の言葉だが、世界はたった一つの国を中心に回ってはいないと解釈すれば佳い言葉だ。 だが16…

夏至前に

今日は今から、内ポケットに小瓶をしのばせている厳粛な顔立ちの執事と対話をしよう。 彼はこんな事を言うわ––– 「混沌を征服しようとするいかなる試みも、混沌を大きくするだけ」。 面白いでしょう? それから私は執筆作業をする。 写真は昨日お散歩した禅寺…

東洋の味

今朝、少し遅めの朝食をしながら聴いていたのは、こちら... https://www.youtube.com/watch?t=142&v=mS3PbT0iaSw 素晴らしい...この演奏がエレピだとしても、この音の質に東洋のしっとりした湿り気や民族性を感じます。 ドビュッシーがこれを聴いたとしたら…

蝶の舞うトイレ

昨晩は、せっかくの紅を吐いてしまった。 染まってゆく便器を見て、 思い出したデルフトの光景。 私をガラスの人形と形容してくださる人よ、ありがとう。 今朝は珈琲が美味しい。 写真は10年前訪れたオランダでフェルメールを鑑賞しながら出会ったデルフト焼…

月の見えない晩に

日が落ちてからショパンを弾いていた、プレリュード、そんな晩だ。 ショパンを弾くのはとても久しぶりだ、大学入学時(これはレッスンの課題だったからだが)と、卒業してあれは今の家に越す前、よくショパンを弾いていた。 私にとってのショパンとは変化の時…

お漬け物の味

数日前に糠床を作り始めたのですが、まだ捨て漬け状態。 よってヨーグルトとお味噌で漬けたキュウリと人参で今、ビールを少々。 塩は入れてございません、ヨーグルトとお味噌半々の量を混ぜて野菜をジップロックに入れて待つだけ。 とっても美味しいお漬け物…

Pride goes before a fall

元来、ヘブライ語で「善悪」という表現は「全てのこと」という意味を持っていたという。 では「全てのこと」とは何か、それを「神」と解釈すると、人間が神になろうとすることを戒めるためにアダムとイヴの堕罪物語が生まれた。 つまり、人間が絶対化するこ…