2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

10月26日、六本木Aubadeにて - 福岡史朗レコ発ライヴ -

夕刻、六本木の街を歩けばそこにはハロウィーンの集会に参加したたくさんのゴーストたちに遭遇した。ここが六本木であると思えば、つまりそれはこの街は東京において観光目当てだけでない外国人がいるという意味で、違和感をももはや持とうとは思わないが、…

十月二十日が来る度に

今日、それは私というささやかな者にとって三十年という年月を迎える或るひとつの記念日なのである。記念日という名付け方を好む事ができない私は仕方なく、だから、おはよう、と言う前に...「あなたが何日ずっとどんな仕事があるかは了解してきました。が、…

台風の夜、国立にて

昨日は「野戦の月海筆子」の打ち上げで国立市の木乃久兵衛(キノ・キュッヘ)に出かけた。集った皆さんと今年のお芝居の事、この20年の事など愉しいお話をたくさんさせていただいた。 その席で、ピアニスト/原田依幸さんにも久しぶりにお会いしお話しながら、…

ミルフィーユ

昨日の晩餐、白菜と豚ひき肉&バラ肉のミルフィーユ仕立て/李早-作。レストランにも負けない仕上がり! で、今日は夕食用にお弁当など用意して、新たに一曲創った。 この曲、整えば11月14日のMANDA-LA2のライヴで歌いたい。 歌詞だな、問題は…私が今まで自分が…

ガラスの破片

25年前にガラスの破片に遭った話を蒸し返せば、それは日本がバブル期に入る頃で私は大学を卒業し、そこで学んだ事とは異なる職業にチャレンジしながら社会人として生きていた。音楽が専門なのに何故か日本語教師とか図書館勤務とか、それどころか実際、もっ…

或る秋の朝

曇りの朝は、外の音がよく聞こえる。静まった家の中を裸足で階下へ。 まだ白い夜着のまま珈琲を飲みながら、魂が戻ってきたな、と微笑む。いや私の魂がどこかの世界へ向かうのか。 妖精を確かに感じる秋、朝も昼も夜も。私はこの季節が好きだ。 10月も、11月…