2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

英雄考

書物の中の或る人が教えてくれた。 「勝利とは、自分を見出すこと」・・・と。 thanks・・・そして、それをするためには、失敗を怖がってはいけないわね。 ここで、私は、あなたにお話したくなった、こんな風に・・・ 将棋の駒を置くように、私は情熱にひと…

開けて7日の時が過ぎ

さて、『YES』のための締め切りがだんだんと近づきつつある昨今。 1月7日、食事をしながら、チェ・ゲバラのことを話す。 私がゲバラに関心を持ったのは、高校2年生の時だった。 世界史の授業を受け持つ教師が熱っぽく語ってくれたチェ・ゲバラ。 以前もここ…

甘美な疎外感

1月6日、午前8時半の外の空気は、この季節にしては温もりがあった。 少ない睡眠時間の割には、朝の私は身軽であり、食欲もある。 ベランダで浴びる午前中の光は、12月のものと違い、緑に反射する光線の中に潜むのは淡い薄紫色の粒子たち。 私はその後、外出…

新春

継続とは、心の栄養。 蓄積し、排泄する・・・排泄とは、植物が花を咲かせる行為に似ている。 私に、それをさせる私の置かれた環境に感謝したくなる。 人が自分の世界を作るためには、その個人が存在する周囲の環境が手伝うわ。 勿論、個人の性質というもの…

as time is continuance

納まらない私であった。 私は、継続なのである。 だから年末、人並みに2008年という一年を振り返ることもできなかった。 それでもここ数日のことを綴っておこうかと思う。 12月29日、母の元気な話を聞く。どうやら彼女、少し前から短歌を始めたらしく(俳句…

星と時

21時を過ぎた頃、外に出て、少し歩き、夜空を見る。 天上にはオリオン座。 そのオリオンの周囲には、黒に滲む銀の光が散りばめられている。 遠く、遠く、その光はこの地球にいる地面の上の私の上に輝き、それは、もう、ずっと昔から変わらない。 同じ星々の…

『硝子戸の外』のイヴ

クリスマス・イヴというのは、12月24日のことではあるが、しかし、この「イヴ」とは、厳密には24日の日没後のことをさす・・・つまり、「evening」。だから昼間は「イヴ」ではないのである。 さて、その24日の日没の頃、確かに「イヴ」になる時刻、私は白い…

swingin' lete, swingin' Musashino

12月21日、朝食をとりながらNHKラジオを聴いていれば、そこから流れてくるのは、チャイコフスキーの『くるみ割り人形』。 日本ではクリスマス・シーズンや年末というと、ポピュラーなのは専ら『第九』だが、西洋では、クリスマス・シーズンはこの『くるみ割…

愛についてのお告げ&先日のお客さま

「愛する者を持つ者は、辛さのなかにあっても、その愛する者を想うことで、いつでも心に休息を持つことができる。 この理想的な有閑は、特権的ともいえる夢想によって引き起こされる美しき暇である。 しかし、そのような存在への愛無く生きる者は、ただそわ…

鳥と打ち合わせとパブロたちと音楽と・・・

昨晩から雨、朝は、冷え込みが激しい。 珈琲を入れていると、何やら窓の外の庭先が騒がしい。そこでは冷たい雨の中を小さな可愛い鳥たちが、まるで鬼ごっこをしているように飛び回っているのね。 シジュウカラとヤマガラだろう・・・人間の拳くらいの大きさ…

ハート

朝、目覚め、寝室のカーテンを開けると、窓ガラスが曇っている季節。 スーッとその窓から冷気が私の胸に滲みよってきて、ひと時、ブルッとする季節。 出窓に飾ってあるドライフラワーに指で触れた後、窓ガラスに描きたい・・・ハート。 ベランダにて洗濯物を…

星の広場で歌ってきました!

12月9日、吉祥寺Star Pine’s Cafeにて行われた[篠田昌已生誕50年 "FIESTA de COMPOSTELA" 「コンポステラ〜星の広場で」] 、私も参加させていただき、一曲存分に歌わせていただきました。 この日の出演者は、工藤冬里、駒沢裕城、杉林恭雄+松永孝義、ストラ…