挑戦者とパッセンジャー


 挑戦者という言葉、私は嫌いではない。そして私は学校というものを卒業して以来、そのような者であったためしがない。これは反省である。同じように振り返れば、私はパッセンジャーであったためしがない。そういう言い方を理解されるかどうかは別として、これを数少ない私の誉れとしたいところである。
 そしてお腹が空いた時は、これに限る。
 ケバブ
 食後にかなり喉が渇くが、マクドナルドよりもずっと上等である。


 風が猛烈に強かった今宵、秋の気配はここヨーロッパでははやい。
 しかし明日から若干気温が上がるという予報も聞こえる。
 ふと耳を澄ませば風は静まり、聞こえてくるのは『ウィリアム・テル』。













 

 
 Risa :*)