再び、マレーシア航空機に起った惨劇



 世界は狂っているのか...
 私たちの安全は失われつつあるが、
 空が全てを見ているだろう。
 だから、私たちは空と一緒に、空のごとくとなって、見つめなければならないわね、私たちの世界を。
 仮に実行されたとして、それが間違いだったと信じはしたい。
 が、失われた命は、どうだ?!

 
 「空を飛べたら」
 「鳥になりたい」
 等といういう詩は、この世界では通用しない言葉となってしまうだろう。
 誰かが自由に飛ぼうとすれば、撃ち落とされるのだとしたら。


 飛行機とはそもそも、よく計算、計画されて設計されているはずで、よほどの事が無い限り、墜落しないよう、手入れがされていた。
 場所が空であるだけに、速度が速いだけに、それは技術として精密なはずだ。
 その空飛ぶものが落ちるということは、先にも書いたよほどの事があったからこそ、事故が起る。
 例えば日本において日航機を思い出す。近い場所として大韓航空機を思い出す。
 そしてその当時の日本の首相が誰だったか/どのような思想を持つ人だったか...思い出してほしい。
 当時はまだ、様々な事が謎として読み解かれないまま過ぎていく事もできただろう。


 しかし、今は異なる。
 私たちひとりひとりの視線は、空に更に、近く在る。
 見間違うなど、在り得ず、そして、人々はより敏感になった、過去よりもずっと。


 そうして、今、歴史が繰り返されていく事を、くい止めたい。
 以下のリンクは7月18日現在のものにて。

 


 http://news.sky.com/story/1302864/malaysian-plane-shot-down-with-295-on-board 




 Risa Sakurai / 桜井李早