ピンク色の岩塩に癒されて
そう、私は最近、ピンク色のヒマラヤ岩塩に癒されているのだ。
それはあたかも、ホワイト・ディの如く、宅に届いた素敵な贈り物。
ヒマラヤ岩塩には様々な色があり、黒いものはイオウの香りがあるようだが、このピンク色の岩塩はイオウの香りはなく、擦りおろすと白いパウダー状になり、甘く、たいへん優しい味がする。原産国はパキスタンと表記されている。
いただいてすぐ、卓上に置き、暫く、眺めていた。
心がスーッと透き通ってくるような気分になり、贈ってくださった友人が言ってくれたのだが、パワー・ストーンのようで、しかも、本当に、この岩塩には癒しの効果があるという。
料理に使うだけでなく、ちょっと調べてみたら、例えば、このヒマラヤ岩塩をベッド・サイドの置くと安眠効果があったり、更に驚いたのは、この岩塩の壁で作られた部屋があり、それは子供の遊び場として設けられているのだとか…。
ヒマラヤ山脈で太古の昔から存在していたもの、と想像すると、何とも不思議であり、西暦2015年など、まだまだ幼児期のような気さえしてくるが、現代、放射性物質をはじめ、多くの大気汚染に悩まされたり、私たちの日常を覆っている電磁波によって病んでしまいそうな脳を思うと、その古の力に頼りたくなる。
今宵はレンズ豆のカレーを作っているのだが、仕上げにこの岩塩で味を整えるつもりだ。
感謝をこめて
pic: Mlle.Mよりいただいたピンク色の岩塩
桜井李早