Love - Lennon "Frank Zappa and John Lennon at the Fillmore East"








 The Beatlesが終わって1970年代、そして1980年にLennonが死ぬまでの間、彼がステージに立ったのはほんの数える程だが、以下の"Frank Zappa and John Lennon at the Fillmore East"の動画はクールだ!  


 https://www.youtube.com/watch?v=G18aGDMy5Y4 


 こうして観ると、今、思うのはFrank Zappaのバックアップは非常に真面目だという事、彼の目立つ高い鼻と髭を見ていると、グルーチョ・マルクスを思う私だが、"conductor"という役割という意味ではグルーチョもザッパも同様な人格かもしれない。が、ジョンは、彼はコンダクターという存在ではなかったかもしれない...な...ビートルズ時代から当時まで...。
 そう、当時、まで、の話だ。だが、彼が1980年の暮れに新作を発表し、その後も活動する事ができたら、彼は更に多くの仕事を実現したかっただろう。
 ジョン・レノンは自らを"dreamer"と歌い、創作したが、私は、彼が"夢追い人"だったとは思っていない。そして私は彼を夢を追った人として憧れる人間を、たぶん、信用できないのだ。彼は現実の中に佳く生きた。時代の流れに敏感であり立場上、それに敏捷であり。しかし残念ながら某かの圧力にその道を奪われた結果となった人生である。
 ジョン・レノンは、ただ"夢を追う者"と自称する者を"ぶざま"と感じていただろう。軽蔑もしていただろう。彼が実現した事をと置くならば、彼の若かれし日々からの教訓を含め、彼が30歳を過ぎた頃、甘ちゃんだったとは思えない。彼が米国において生きるために少し静かにする時期が必要だった事、そしてその頃子供が産まれた事、彼は計画を立てていたかもしれないじゃないか...来るべき時を。
 しかし、奪われたんだな...。
 個人的に、音楽的には、WiThOuTY。その人の当時の表現でありその人の平和精神に特に何も言う事はない。それは当時のNYにおけるその人の在り方であろう。が、私はそれ-ヌキだったらよくよくこのライヴはよかっただろうと10代の頃から感じていた(AISUIMASEN)...が、こんな事を言って殺される事も、私は、ない。


 私は今宵、ゾクゾクした背中をかかえながらも、ワザワザ夜更けに起きているが、たまたまこの映像を観て、レノンの弾き語る姿に、福岡史朗さんを視た。


 選挙には、必ず行きましょう。
 一票を投じる事ができない者に、<夢>などという言葉を語る事はできないだろう。
 その一筆が、匿名の<現実>となり、世界を変える小さな力をもつのでしょうから。


 人に与えられた権利がある、という事を認識しよう、それは、産まれて生きる価値だ。
 義務では、ない。


 あなたに、夢があるなら。




 桜井李早